高田 勇とは? わかりやすく解説

高田勇

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/04 14:23 UTC 版)

高田 勇
人物情報
生誕 1931年????
日本
死没 2012年9月23日(2012-09-23)(81歳没)
日本神奈川県横浜市
出身校 明治大学
学問
研究分野 文学(フランス文学)
研究機関 明治大学
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高田 勇(たかた いさむ、1931年 - 2012年9月23日)は、日本フランス文学者翻訳家明治大学名誉教授。瑞宝中綬章受章(2010年)。

経歴 

1931年生まれ。明治大学文学部を卒業し、同大学院文学研究科に進学。修士課程を修了。

1955年、母校の明治大学助手に採用された。講師、助教授、教授に昇格し、2002年に定年退任。学界では、日本ロンサール学会会長を2012年まで務めた。1996年、ランス・シャンパーニュ=アルデンヌ大学より名誉博士号を授与された。2012年9月23日、食道がんのため横浜市内の病院で死去[1]。81歳没。

受賞・栄典

研究内容・業績

専攻はフランス・ルネサンスの文学で、関連する著書・訳書を多数上梓したほか、フランス語教育に関する著書なども手がけた。

著書

共著書
訳書
  • 『中世フランス文学』(V=L・ソーニエ著、武島栄三(神沢栄三)共訳、白水社文庫クセジュ) 1958
  • マジェランの世界一周』(ペイヤール著、筑摩書房) 1963
  • 『ルネサンス精神史』(セム・ドレスデン著、平凡社、世界大学選書)1970
    • 再版『ルネサンス精神史』(セム・ドレスデン著、平凡社) 1983年
  • 『フランスバロック期の文学』(ジャン・ルーセ著、斎藤磯雄・伊東廣太・小川茂久・神沢栄三・斎藤正直渋沢孝輔共訳、筑摩叢書) 1971
  • 『西欧の芸術1 - ロマネスク』(アンリ・フォション著、神沢栄三他共訳、鹿島出版会、SD選書) 1976 - 1978
  • 『西欧の芸術2 - ゴシック』(アンリ・フォション著、神沢栄三他共訳)、鹿島出版会、SD選書) 1976 - 1979
  • 『神々は死なず:ルネサンス芸術における異教神』(ジャン・セズネック著、美術出版社) 1977
  • ネグリチュードヒューマニズム』(サンゴール著、共訳、岩波書店) 1979
  • プレイヤード派の詩人たち』(イヴォンヌ・ベランジェ著、伊藤進共訳、白水社文庫クセジュ) 1981
  • マヤ文明』(ポール・ジャンドロ著、白水社、文庫クセジュ) 1981.9
  • 『新釈ノストラダムス』(ジャン=シャルル・ド・フォンブリュヌ著、半村良監修、講談社) 1982
  • 『ロンサール詩集』(ロンサール著、青土社) 1985
  • 神話の系譜学』(F・L・アトリーほか著、加藤光也ほか共訳、平凡社) 1987
  • モンテーニュ精神のための祝祭』(イヴォンヌ・ベランジェ著、白水社) 1993
  • 十六世紀フランスのアカデミー』(フランセス・A・イェイツ著、平凡社) 1996   
  • ノストラダムス予言集』(P・ブランダムール校訂、伊藤進共編訳、岩波書店) 1999

脚注

  1. ^ 高田勇氏死去(明治大名誉教授・仏文学) 時事通信 2012年10月4日閲覧
  2. ^ 平成22年春の叙勲 瑞宝中綬章受章者” (PDF). 内閣府. p. 13 (2010年4月29日). 2010年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年5月22日閲覧。

高田勇

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ノストラダムス関連人物の一覧」の記事における「高田勇」の解説

フランス文学者1931年生まれ元明大学文学部教授

※この「高田勇」の解説は、「ノストラダムス関連人物の一覧」の解説の一部です。
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