高岡大兜
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 02:26 UTC 版)
高岡大兜は高岡開町400年を祝い、高岡ライオンズクラブが高岡伝統産業青年会に依頼し、2009年(平成21年)8月30日にお披露目されたブロンズ製の大兜で、「銀鯰尾形(ぎんなまずおなり)兜」の別名がある。高岡開町の祖である加賀藩2代藩主前田利長が戦の際に愛用した兜を模したもので、開町400年にちなみ高さ400cm(4m)、重さ400kgとなっている。兜表面には、彫金が施され、前面には前田家の家紋である梅鉢紋がはめ込まれている。兜の内側は螺鈿(らでん)や蒔絵(まきえ)、象嵌の装飾で彩られている。これまで、高岡商工会議所前ポケットパークに設置されていたが、北陸新幹線新高岡駅の完成に伴い駅舎のシンボルとして、南北自由通路中央に移設され待ち合わせのランドマークとなっている。
※この「高岡大兜」の解説は、「新高岡駅」の解説の一部です。
「高岡大兜」を含む「新高岡駅」の記事については、「新高岡駅」の概要を参照ください。
- 高岡大兜のページへのリンク