高値を示す病態
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/07 15:53 UTC 版)
主に腺癌に対する指標となるが、腫瘍がなくても加齢や喫煙により数値の上昇が見られることがある。また、夏期の週間平均気温が25℃を超えた急激な上昇は一過性のCEA高値を示すことがあるとの報告がある。 悪性疾患 消化器癌(大腸癌、胃癌、胆道癌、膵臓癌、肝臓癌 など) その他の癌(肺癌、乳癌、子宮癌、尿路系癌、甲状腺髄様癌 など)肺癌のうち非小細胞肺癌の30%から50%で上昇。 良性疾患 肝炎(急性・慢性)、肝硬変、閉塞性黄疸、潰瘍性大腸炎、胃潰瘍、糖尿病、慢性肺疾患、甲状腺機能低下症、腎不全、粘液嚢胞腺腫、原発性肺クリプトコッカス症大腸憩室炎 など。
※この「高値を示す病態」の解説は、「癌胎児性抗原」の解説の一部です。
「高値を示す病態」を含む「癌胎児性抗原」の記事については、「癌胎児性抗原」の概要を参照ください。
- 高値を示す病態のページへのリンク