騎士鉄十字章の形状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 00:58 UTC 版)
デザインは下位の一級鉄十字章や二級鉄十字章とほぼ同じである。中央にハーケンクロイツが入っており、その下には鉄十字の制定年である1939の数字が入っていた。裏面には初めて鉄十字章が制定された年である1813の数字が入っている。鉄十字の内側は無光沢の黒い鉄製だった。その周りを玉縁状の無光沢の純銀の枠が囲んでおり、さらにその周りを平面上の光沢のある純銀の枠が囲っていた。 上部にはリボン用ループを付けるためのループがついているが二級鉄十字章の上部のループとは向きが異なり、また二級鉄十字章のループのように溶接された物ではなく勲章と一体だった(一級鉄十字章は左胸に佩用するので、そもそもループなし)。上部の平面上の銀の枠の部分に「800」あるいは「900」という数字が刻まれていることが多いが、これは銀の純度を示している。その隣に製造会社を示すコードが入っている場合もある。 騎士鉄十字章は横48ミリ、縦55ミリあり、一級鉄十字章よりも一回り大きかった。
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