駐米大使館附武官補佐官
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/11 23:30 UTC 版)
エール大学に留学した横山は主にアメリカ歴史を学び、次いで駐アメリカ大使館附武官補佐官となる。アメリカ滞在中に 満州事変が勃発し円の急落、対日感情の悪化に苦しんだ。この頃、横山は大学のフットボールゲームで死者が出ているにも関わらず試合を続行したこと、小学1年生に情況判断を教えていること、またワシントンからシアトルにいた中澤佑にかけた電話が30秒ほどでつながったことなどに衝撃を受けている。横山が情況判断の教育を受けたのは海大甲種学生時代のみであり、東京大阪間の電話がつながるのに半日かかるのが日本の現状であった。こうした経験からアメリカとの戦争はできないとの考えを持つようになった。
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