駅の建築物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 22:37 UTC 版)
「イースト・フィンチリー駅」の記事における「駅の建築物」の解説
ホールデンが設計し、1930年代に建設された他のロンドン地下鉄の駅と同様、イースト・フィンチリー駅はホールデンがヨーロッパ大陸をこのころに旅した際に見聞した特にオランダ建築の影響を強く受けたもので、イギリス建築の最先端をいくものだった。当駅ホームはおおむね北西から南東に向けて、ハイ・ロードを超える築堤の上に構築されている。駅舎は橋上構造で、北東と南西に出入口がある。北東側の出入口はハイ・ロードに、南東側の出入口はコーズウェイに面しており、改札内に入ることなく駅を通り抜けることが出来る。 この駅舎の特徴は、駅舎とホームを結ぶ半円形のガラス張りの階段で、この階段とデッキに見立てたホームで駅全体が船のような雰囲気をもっている。ホームの構造と併せ、船の船首飾に似たエリック・オウモニエ(英語版)作の高さ10フィート (3.0 m)の射手の銅像が置かれている。この射手の矢はロンドン中心部を向いている。
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