駄菓子屋時代とそれ以降
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/17 14:00 UTC 版)
「梅の花本舗」の記事における「駄菓子屋時代とそれ以降」の解説
昭和20年代後半に紙芝居が衰退して駄菓子屋が流行すると、梅ジャムを駄菓子屋へ納品した。当初はソースせんべいの生地で作られた器に梅ジャムを盛りつけて売ったが、のちに手間を省くために小袋入りを発売した。以降は再びソースせんべいに塗ることが定番となり、調味料のような位置づけであったが、単品で袋から直に食べる子供も多かった。同時期に甘味料と香料で梅風味を真似たオレンジジャムも販売されたが、保存性が高い梅に比べて日持ちが短いために消費期限の観点から敬遠され、駄菓子屋では梅ジャムが多く売れた。昭和期は野外の遊びが多いことから汗をかく子供にとって良い刺激となり、駄菓子の定番として時代や世代を問わずに好まれた。のちに駄菓子屋が衰退すると縁日の屋台などで販売された。
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