香港の新興住宅地
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/28 21:14 UTC 版)
香港ならば香港島の比較的海抜が高い地域、香港大学周辺の半山区と呼ばれる地域など歴史ある住宅街はイギリスの植民地時代に香港に居住するイギリス人が湾岸部の暑さを避けるために山の上に家を建て始めたのが始まりである。このため歴史的に香港島と九龍に集中している。しかし住宅の急速な発展に伴い、新しい住宅地は新界と離島区へと広がっている。そしてビクトリア・ハーバーの夜景を望む、または山と海に囲まれた高層デュプレックスユニットやヴィラになると戸建て住宅の1平方フィートあたりの価格自体が10万香港ドルを超えている。韓国ならばソウル特別市の都心から少し離れた漢江の北側、城北区城北洞、鍾路区旧基洞と平倉洞などが伝統的に開発されこんにち豪邸が集中する地区としても知られているが、その後漢江の南側に位置する江南区清潭洞と狎鴎亭洞、三成洞などは特に1990年代から2000年代にかけてひらかれて豪邸、高級マンションやヴィラ等も多く建築されていった。
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