香取区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/26 03:50 UTC 版)
放生祭で唯一の神輿を出す。もともとは八幡神社に納められていた老朽化した2体の神輿を譲り受け、解体して良い部分のみを1体に組み直したもので、廣嶺神社の祇園祭から八幡神社の放生祭に移行した際に巡行に加えられた。1978年(昭和53年)には酒井区が所有していた子供神輿を買い取り、数年は親子神輿で巡行に参列したが、少子化の影響により、21世紀現在は子供神輿は本陣の飾りとなっている。大人神輿も担ぎ手が不足し、2年に1度の出陣では区外の者の協力も得て巡行している。四つ角の交差点や本陣などでは、前後左右に神輿を練ったり、高々と3度担ぎ上げるなどの技を披露する。遅くとも1906年(明治39年)に制作された神輿を所有していたが、2008年(平成20年)には約100年ぶりに神輿が新装された。 香取区の所在は小浜市小浜香取。小浜公園の入口に位置し、茶屋町の町並みが残る地域である。 世帯数及び人口は44戸・人口112人(2006年4月1日現在)。
※この「香取区」の解説は、「放生祭」の解説の一部です。
「香取区」を含む「放生祭」の記事については、「放生祭」の概要を参照ください。
- 香取区のページへのリンク