食生
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:48 UTC 版)
ソデイカはマイクロネクトンなどを中心とした小型生物を主に捕食するが、比較的大型の餌生物も積極的に捕食する。ソデイカは餌生物を口器で短冊状または断片状に噛み砕いて捕食するため生物体全形による胃内容物の同定は期待できないが、外洋域ではハダカイワシ科、ヨコエソ科などの比較的小型の浮遊性魚類、ハダカエソ科、シギウナギ科などの肉食深海性魚類の稚仔、サメハダホウヅキイカ科、ヤツデイカ科、ツメイカ科などの若体のイカ類やホタルイカモドキ科の成体のイカ類、アミダコ科などの外洋性無触毛タコ類が餌生物として報告されており、また日本海ではスルメイカとマイワシ、またホタルイカモドキ、ヤリイカ、その他イカ・タコ類断片、魚類断片などが胃内容物として報告されている。小笠原海域ではハダカイワシ類、ホタルイカ類などが胃内容物から確認されている。
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