風呂釜への影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/29 17:46 UTC 版)
各事業者は、浴槽や風呂釜への影響がないようにpHの調整や成分の調整を行っている。pHが低くなり、酸性度合いが高まれば、浴槽の金具や排水溝の金具、大理石などが腐食する恐れも出てくる。そこで5以上、できれば6以上の温泉の素を使用することが望ましい(但し、商品にはpHの表示義務がないため、表示されていないのが実情である)。 成分調整では、ヒ素などの成分、放射性物質は誤飲の危険性もあるので含まれていない。また、特に市販されているいわゆる入浴剤では、イオウ成分を全て排除したものが多くなっているようだが、あえて、温泉の香りや雰囲気を大切にするため、風呂釜を腐食するほどの量ではないようだが、微量のイオウ成分を含むことが多いようである。いずれにしても、浴槽や風呂釜を痛める心配はないものと思われる。
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