須磨浦
- 手淫の隠語。
- 手淫を云ふ。英語にて手淫を「マスターベーション」と云ふにより、スマの裏(うら)かヘしはマスとなるの義。これは明治四十年ころ東京の女学生間に行はれたるハイカラー的風雅の隠語なりとて、一時世間に喧伝され「独身は須磨、失恋は華厳なり」、「紫は石山、蝦茶は須磨の浦」、「自堕落や尻打つ波は須磨の浦」などいへる新川柳も多く出来たり。
- 須磨の浦。手淫の隠語。英語マスターベーシヨン(手淫)の略のマスの逆語「スマの裏」の意。明治四十年頃東京女学生間の隠語。「八重垣は絵像の前で須磨の浦」「独身はすま失恋は華厳なり」。「紫は石山蝦茶は須磨浦」「自堕落や尻打つ浪はすまの浦」。
- 手淫を云ふ。
- 手淫のこと、マスを逆しまにいつたもの。「マス」参照。
- 主として女性のオナニー。マスターベーションのマスの逆だといわれている。〔風流〕
- 手淫のこと。
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