響紋とは? わかりやすく解説

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響紋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/07 00:34 UTC 版)

響紋 (きょうもん) , オーケストラと童声合唱のための「響紋」は、日本作曲家三善晃1984年に作曲した児童合唱と管弦楽のための作品である。

作曲の経緯

作品は民主音楽協会からの委嘱によって作曲された作品で、レクイエム詩篇から続く「反戦三部作」の第3作目である[1]

初演は同年に尾高忠明の指揮、東京フィルハーモニー交響楽団東京放送児童合唱団によって演奏された[2]

概要

童謡『かごめかごめ』が歌詞となっているが、詩人の宗左近に教えられた、現在流布しているものではない江戸時代に記録された歌詞(鬼遊びの唄)を使用している。

演奏時間は約15分。

編成

フルート3 (ピッコロ持ち替え)、オーボエ3 (イングリッシュホルン持ち替え)、クラリネット3、ファゴット3 (コントラファゴット持ち替え)、ホルン4、トランペット4、トロンボーン4、ティンパニ、シストレ、シンバルカウベル、クロマティークゴング、タムタムトムトム小太鼓グロッケンシュピールマリンバマラカスチューブラベル大太鼓そり鈴アンティーク・シンバルヴィブラフォンシロフォンハープピアノチェレスタ弦楽合奏児童合唱

評価

  • 作品は第33回尾高賞を受賞した。

脚注

  1. ^ 山田和樹、三善晃の反戦三部作を語る”. 東京都交響楽団. 2021年7月30日閲覧。
  2. ^ 三善 晃:童声合唱とオーケストラのための「響紋」:全音オンラインショップ”. shop.zen-on.co.jp. 2021年7月30日閲覧。



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