音声面での特徴
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/19 04:44 UTC 版)
「RED GARDEN」の記事における「音声面での特徴」の解説
プレスコ方式(先に声優が録音をし、それに応じて動画をつくる)で製作された。このアニメで言うプレスコとは、具体的にはコンテ撮の一種だが、セリフの間なども完全に声優にゆだねている点がアフレコと決定的に異なる。収録はシーン毎に、各キャラクターのセリフがかぶった状態で録音される。そして収録後にセリフや呼吸音などのスポッティングを行い、その後に作画を行っていることが、DVD BOX Iの解説冊子やRGTVなどで明らかになっている。同冊子によると、セリフ合わせにかかる時間は1話あたり50時間以上にもなるそうで、これは通常のセリフ合わせにかかる時間を4時間とすると、12倍以上である。 初期の話では、劇中にセリフの延長として歌わせるという、アニメでは他に例の無い演出を行っているが、DVD-BOX Iのオーディオコメンタリーにおいて、松尾は当初この演出には反対していたとコメントしている。ケイトら少女たちが歌うDVDのCMは、この演出を監督みずから逆手に取ったものである。
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