韓藍花歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 08:46 UTC 版)
妹家之韓藍花今見者難寫成鴨(妹が家の韓藍の花 今見れば写し難くも成りにけるかも) — 『韓藍花歌』 妹(いも)…男性から見た親しい女性で、恋人をさす。 韓藍花…ケイトウの古名で、これを女性に譬えた例が『万葉集』に見える。 寫…「写」の旧字体で、草花の色を衣に染めうつす意である。 難寫…「写し難くも」と返読させている。 鴨…助詞「かも」の借訓仮名(後述)である。
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