非略体歌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 08:46 UTC 版)
敷栲之衣手離而玉藻成靡可宿濫和乎待難爾(敷栲(しきたへ)の衣手(ころもで)離(か)れて玉藻(たまも)なす靡きか寝(ぬ)らむ我を待ちかてに) — 『万葉集』巻11・2483 付属語の類もすべて表記されていて、無表記のものは見えない典型的な非略体歌である。 『韓藍花歌』は、略体歌と非略体歌のうちで前者に近い表記様式を採用しているが、これは非略体歌の表記が広まった後も自由な表記様式が選択できたと見るのが穏当である。
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