非推奨化の流れ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/10 15:17 UTC 版)
「Active Scripting」の記事における「非推奨化の流れ」の解説
.NET Frameworkの登場によってActive Scriptingは非推奨と化している(非互換ではあるが、VBScript/JScriptに似た言語としてVisual Basic .NET (VB.NET)とJScript .NET (JS.NET)が.NET上に存在する)。.NET Frameworkの中にはスクリプト用の技術も存在し、特にそこを取り出した統合開発環境はVisual Studio for Applications (VSA)と呼ばれる 。さらに、そのインタフェースはActive Scriptingからも使用可能で、.NET非対応のアプリケーションを.NET言語でスクリプト可能にもできる。VSAはVisual Basic for Applications (VBA)の後継となるはずだったが、.NET Framework 2.0で非推奨になり、Active Scriptingを使用するアプリケーションにとって明確な移行先が見当たらない状態になっている(ここでのスクリプトとはC#、VB.NETやその他.NET言語のコードを実行時に.NET Frameworkのライブラリでコンパイルして実行できることを言う)。 現在、JScriptとVBScriptはマイクロソフトのSustaining Engineering Teamでメンテナンスされており、バグ修正やセキュリティホール対策などが行われている。非推奨とされてはいるものの、Active Scriptingベースの言語で書かれたスクリプトが大量に存在する以上、当面はWindowsに搭載され続けると見られている。近年、マイクロソフトはWindows PowerShellを公開した。これは、.NETベースのシェル及びスクリプト言語である。
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