非接触浮上
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/06 06:03 UTC 版)
長所騒音や振動の低減:完全非接触の構成が取れれば、騒音の原因となるのは風切り音(空気抵抗)のみとなる。 従来の車輪を駆動するための減速機が不要になり、軌道にかかる軸重が軽いので、軌道の構造が従来の鉄道ほど強度を必要とせず、保守の手間が大幅に低減。 短所消費エネルギーの増大 : 非接触浮上をするだけでも電力を消費する。(鉄軌道式ならば停止しているだけならば基本的にはエネルギーを消費しない。)さらに、一般的にリニアモータは、軌道一次式、車上一次式を問わず、同速度の場合、推進効率は従来の回転式電動機よりも低いため、消費電力は回転式電動機よりも多い。軌道上の界磁を励磁する必要のある地上一次式リニアモータの場合には顕著になる。
※この「非接触浮上」の解説は、「磁気浮上式鉄道」の解説の一部です。
「非接触浮上」を含む「磁気浮上式鉄道」の記事については、「磁気浮上式鉄道」の概要を参照ください。
- 非接触浮上のページへのリンク