非可算無限とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 非可算無限の意味・解説 

非可算集合

(非可算無限 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/19 22:13 UTC 版)

数学において、非可算集合(ひかさんしゅうごう、英語: uncountable set)、あるいは非可算無限集合[1]とは可算集合でない無限集合のことである。集合の非可算性は基数濃度という概念と密接に関係している。集合は、その濃度が自然数全体の集合の濃度より大きいときに、非可算である。

特徴づけ

集合の非可算性には多くの同値な言い換えが存在する。集合 X が非可算であることは以下の各条件とそれぞれ同値である:

  • X から自然数全体への集合への単射が存在しない。
  • X が空でなく、X の要素からなる ω-をどのようにとっても、その列に入りそこねる X の元が出てくる。すなわち、X が空でなく、自然数集合から X への全射が存在しない。
  • X の濃度が有限でも自然数全体の集合の濃度



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「非可算無限」の関連用語

非可算無限のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



非可算無限のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの非可算集合 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS