【静安定性】(せいあんていせい)
static stability.
風や操縦時における、揺れや姿勢の変化を打ち消し元の姿勢に戻ろうとする性質。
ほぼ全ての飛行機は「正の静安定性」を持ち、突風による急激な姿勢の変化や、失速やスピンに陥っても、操縦装置を触れずとも自動的に揺れは収まり、飛行機は直進方向に安定する。
しかし近年、急激な姿勢の変化を必要とする戦闘機に於いてはこの元に戻ろうとする性質を緩和し、機動を行いやすくする静安定緩和の設計を持つ物が多く登場している。
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