電測兵装
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 10:28 UTC 版)
「エセックス級航空母艦」の記事における「電測兵装」の解説
レーダーとしては、対空捜索用にはPバンドのSKが、対水上捜索・航空機誘導用にはSバンドのSGが搭載されたほか、航空管制用の測高用としてSMが、さらに珊瑚海海戦の戦訓から予備の対空捜索レーダーとしてSC-2も搭載されていた。また大戦末期には対空・測高機能を統合したSXレーダーも配備されたほか、直上の目標に対処するため、航空機搭載用のAPS-6や陸軍のSCR-720を搭載した艦もあり、非常にバリエーション豊富である。射撃用のレーダーとしては、Mk.37 砲射撃指揮装置の上部に距離測定用のMk.12レーダーと、高度測角用のMk.22レーダーが搭載された。Mk.12レーダーとMk.22レーダーは、その前に装備されていたMk.4レーダーと比較すると、各段に測距可能距離・高度と精度が向上しており、レーダーからの情報だけで高角砲の射撃が可能となった。
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