電気生理学的特性とは? わかりやすく解説

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電気生理学的特性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/06 03:57 UTC 版)

NMDA型グルタミン酸受容体」の記事における「電気生理学的特性」の解説

NMDA受容体通常不活性性質を持つ。これは、細胞外からのマグネシウムイオンがこの受容体活動阻害しているためである(マグネシウム・ブロック)。ただし、これは膜電位大きく負の時に限られている。そのため、膜電位が正であるか、−10~−20 mV 程度範囲においてはマグネシウムイオン阻害かからず結果として受容体の電気生理学的特性はオームの法則に従う。膜電位大きく負になるとマグネシウムイオンの阻害がかかり始め、−60~−70 mV 程度静止膜電位相当する膜電位では、ほとんど電流流さない。これらのことから、NMDA受容体外向き整流性を持つ、と称されるまた、刺激に応じて流す電流は、AMPA受容体比べて遅く持続的である。

※この「電気生理学的特性」の解説は、「NMDA型グルタミン酸受容体」の解説の一部です。
「電気生理学的特性」を含む「NMDA型グルタミン酸受容体」の記事については、「NMDA型グルタミン酸受容体」の概要を参照ください。

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