電気伝導性とは? わかりやすく解説

電気伝導性

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 01:20 UTC 版)

遷移元素」の記事における「電気伝導性」の解説

遷移金属とも呼ばれるように、遷移元素単体では良導体であるが、酸化物になると配位数格子間距離などに応じて様々な電気的特性を示す。 例えば PrNiO3 や NdNiO3 は低温では絶縁体であるが、室温になると金属になる。これらは典型的なモット絶縁体であり、低温では価電子Niサイト局在している。しかし、温度上昇するPrNdイオン半径増加するため、結晶構造歪み生じる。これにより、Niサイト局在していた電子が波動性を回復して結晶全体広がり金属転移する

※この「電気伝導性」の解説は、「遷移元素」の解説の一部です。
「電気伝導性」を含む「遷移元素」の記事については、「遷移元素」の概要を参照ください。

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