電子式トランスミッション
電子制御のアクチュエーターを装着して発進変速を自動化したMT(機械式AT)と、油圧制御に電子制御を加えたATの双方についていう。前者の例は、変速操作を自動化した変速機が、省力化や燃費低減のためトラクター(トレーラー牽引車)やバスで実用化している。ギヤチェンジはDレンジ位置で、電子制御部から指令を受けてクラッチは空気圧アクチュエーターが、スプリッター(副変速機)付き変速機は空気圧ギヤシフトユニットが自動変速を行う。発進操作はまだ自動化されていない。エンジン回転や車速などから車両重量や勾配状況を判断し、飛越し変速をしたり、変速時間の長さを変える。
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