電圧変換ゲタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 04:12 UTC 版)
CPUバスのピン配列・I/O電圧に互換性はあるが、Vdd (VCore) 電圧が異なるCPUが、主にi486時代に多数作られた。これらのプロセッサは旧式のマザーボードにはそのまま装着できない(過電圧によって熱暴走を起こすか壊れてしまう)。そのため、給電電圧をゲタ基板上のレギュレータによって変換し、マザーボードからは旧世代のCPUのように見せかける基板が多数作られた。これらのゲタはただ単に電圧を変換するだけでなく、外部クロック倍率と内部クロック倍率を変更するスイッチ(ジャンパーピン)が設けられていた。 のちにこのスイッチはマザーボード上に搭載され、オーバークロックにおいて定番とも言えるクロック倍率変更スイッチとなる。
※この「電圧変換ゲタ」の解説は、「ゲタ (CPU)」の解説の一部です。
「電圧変換ゲタ」を含む「ゲタ (CPU)」の記事については、「ゲタ (CPU)」の概要を参照ください。
- 電圧変換ゲタのページへのリンク