難字規則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 15:56 UTC 版)
現在存在する中国語入力法の中で倉頡は最も字根(入力に必要な漢字の要素)の種類が少ない入力法である。大易輸入法、行列輸入法では 250 個の字根,嘸蝦米輸入法では約 350 個の字根が使用されている。これに対し倉頡では 113 個の字根のみの使用に留まり、入力方法を簡便化した観点では優れた入力方法である。しかし、これに対し一部の漢字の分解が非常に煩雑となる欠点を有す。これら分解が煩雑な漢字を倉頡輸入法では「難字」と称し、特別に設けた「難」キー X を使用することで問題を解決している。但し、ver.6ではこの難字規則は廃止されている。 以下に基本的な難字規則を挙げる: 難字倉頡入力法臼 竹難 肅 中難 卍 弓難 齊 卜難 身 竹難竹 慶 戈難水 廌 戈難火 鹿 戈難心 𠂔(姊の右側) 中難竹 𣶒(淵の右側) 中難中 龜 弓難山 黽 口難山 兼 廿難金
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