雄郡神社とは? わかりやすく解説

雄郡神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/09 02:31 UTC 版)

雄郡神社

拝殿
所在地 愛媛県松山市小栗3丁目3-19
位置 北緯33度49分35.5秒 東経132度45分28.6秒 / 北緯33.826528度 東経132.757944度 / 33.826528; 132.757944
主祭神 天宇受売命
帯中日子尊
品陀和気尊
息長帯姫尊
三女神
社格 国史見在社・旧県社
創建 不詳
本殿の様式 流造
別名 正八幡
例祭 10月6日
主な神事 福運祭(3月第1日曜)
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神紋(左三つ巴)

雄郡神社(ゆうぐんじんじゃ)は、愛媛県松山市小栗[1]にある神社国史見在社旧県社松山八社八幡の1社(正八幡として4番社)。神紋は左三つ巴。

祭神

合祀神

由緒

社伝によれば、戦国時代に兵火に罹った折に記録を失ったため、主祭神の天宇受売命の創祀の時期は不明であるが、後に用明天皇元年(586年)、筑紫宇佐八幡から八幡三神を勧請したという。

元慶2年(878年)に従五位下神階を受け[2]延久5年(1073年)に源頼義により松山八社八幡の4番社に定められる。慶長5年(1600年)、毛利氏による三津刈屋口の戦いにて焼失したため、同19年に松山藩初代藩主加藤嘉明が社殿を復興した。元禄6年(1693年)、松山藩松平家4代藩主定直により再建。

境内社

境内社
雄郡小学校発祥之地碑と正岡子規の句碑
  • 金砂神社(かねひさじんじゃ、拝殿南側)
祭神は金山彦命天神、和霊。祠の下に福助人形がたくさん祀られている。
  • 愛宕神社(拝殿南側、金砂神社南隣)     
祭神は火産霊神(ほむすひのかみ)。
  • 藤廼社(ふじのしゃ、拝殿北側)
祭神は木乃花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)。
  • 弁天社(藤廼社東側)
祭神は弁財天
  • 忠霊塔(境内北側)
  • 三光社(楼門外北側)
祭神は大己貴命(おおあなむちのみこと)、少彦名命(すくなびこなのみこと)、事代主命(ことしろぬしのみこと)
  • 祇園社(三光社東隣)
祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)。
  • 稲荷神社(祇園神社東隣)
祭神は宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)。

年中行事

日付   祭祀
3月第1日曜 福運祭  
6月30日 夏越祭  
10月6日 例大祭  
10月7日 神幸祭  

その他

  • 10月7日の神幸祭では、喧嘩神輿(鉢合わせ)が行われる。

アクセス

周辺施設

脚注

  1. ^ 温泉郡小栗村、雄群村小栗
  2. ^ 日本三代実録』同年7月8日条。




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