澎湖神社とは? わかりやすく解説

澎湖神社

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/27 13:41 UTC 版)

澎湖神社
所在地 台湾澎湖庁馬公街文澳
主祭神 能久親王
大国魂命
大己貴命
少彦名命
社格 県社
創建 1928年(昭和3年)
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澎湖神社(ほうこじんじゃ)は、日本統治時代台湾澎湖庁馬公街文澳(現 澎湖県馬公市)にあった台湾の神社である。

祭神

社格県社で、能久親王大国魂命大己貴命少彦名命を祭神としていた[1]

歴史

1928年昭和3年)11月8日に鎮座され、1934年(昭和9年)7月23日に神社に昇格した[2]1938年(昭和13年)11月29日、県社に列格した[3]

太平洋戦争終結直後、進駐軍による冒涜行為を恐れた澎湖庁長大田政作と神主により、御神体の鏡は破壊されて地中に埋められた[4]。鳥居は撤去され、澎湖忠烈祠が建てられた[5]。その後忠烈祠は移転し、跡地は運動公園となっている[5]

出典

  1. ^ 澎湖庁 編『澎湖事情』澎湖庁、1932年、36頁。NDLJP:1177772 
  2. ^ 臺灣總督府文教局 編『神社及社總覽』1937年、6頁。NDLJP:3455802 
  3. ^ 大蔵省印刷局 編『官報』1939年1月17日、2頁。NDLJP:2960101 
  4. ^ 大田政作『想い出を随筆にのせて』北島健三、1970年、69–70頁。NDLJP:13140772 
  5. ^ a b 日治時代澎湖神社” (中国語). 時空旅行社. 国立台湾歴史博物館. 2025年10月27日閲覧。




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