雄亀滝橋とは? わかりやすく解説

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雄亀滝橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/14 08:12 UTC 版)

雄亀滝橋
雄亀滝橋の位置

雄亀滝橋(おけだけばし、おけだきばし)は熊本県美里町石野に架かる江戸時代後期のアーチ水路橋[1]。県指定(昭和49年11月19日)の文化財

開田のために作られた灌漑用水路「柏川井手[2]」の途中にあり、当惑谷と呼ばれる深い谷に架かる[1]。地元の惣庄屋・三隅丈八が種山石工の名工岩永三五郎に建設を依頼し、文政元年(1818年)に竣工した[1]。三五郎の初期の作で、最初の作品とも言われる。欄干もない質素な。橋を通る水路は石樋で、漏水を防ぐため塩を混ぜた漆喰を使用している。用水路とともに現役で利用されている[1]

日本で2番目に古い水路橋とされる[1][3]通潤橋(1854年竣工、国指定重要文化財)建設時の参考モデルといわれる[1]

  • 全長14m[1]
  • 幅3.63m[1]
  • 高さ10.7m[1]
  • 径間11.8m

関連項目

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i 『熊本の石橋313』熊本日日新聞社、1998年。
  2. ^ 全長11km、緑川の支流柏川より取水。文化11年(1814年)から文政2年(1819年)まで6年かけ完成。
  3. ^ 福岡県大牟田市早鐘眼鏡橋延宝2年(1674年)架橋)に次ぐ。

参考文献

座標: 北緯32度37分12秒 東経130度53分57秒 / 北緯32.62000度 東経130.89917度 / 32.62000; 130.89917





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