隼お秀シリーズ
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浅草六区を根城とする女スリ師、隼お秀を主人公とする、ユーモア色の強いシリーズ。ジョンストン・マッカレーの『地下鉄サム』シリーズの影響が指摘されている。デビュー作『浮れてゐる「隼」』(『新青年』1925年4月号)から、シリーズ最終作となった『隼銃後の巻』(『新青年』1937年12月号)まで、『新青年』『探偵趣味』などに20数編が発表されている。 シリーズ第2作『チンピラ探偵』(『新青年』1926年3月号)は、松竹キネマ蒲田撮影所で映画化され、1926年8月8日に公開されている。監督は大久保忠素、脚本は村上徳三郎で、主役の隼は栗島すみ子が演じた。
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