関連企業間の訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/29 01:48 UTC 版)
「超時空要塞マクロス」の記事における「関連企業間の訴訟」の解説
2001年から2005年にかけて東京地方裁判所、東京高等裁判所にて、本作の知的財産権を巡る民事訴訟が行われた。 著作権 製作会社のタツノコプロが、広告代理店のビックウエストと企画のスタジオぬえを相手取り、著作権はタツノコプロにあると主張して訴訟を起こした。経済的責任(制作費の支出)を担ったことが評価されて、映画の著作物としての権利はタツノコプロが所有すると認められた。 図柄(デザイン) 本作のキャラクターデザインとメカニックデザインを巡る裁判も起きている。今度は、ビックウエストとスタジオぬえが共同して、タツノコプロを訴えるという攻守が逆転した裁判だった。こちらはタツノコプロが敗訴し、キャラクターデザインとメカニックデザインはビックウエストとスタジオぬえの共有であるとの判決が出た。 作品名 さらにタツノコプロは、『超時空要塞マクロスII -LOVERS AGAIN-』『マクロス7』『マクロスプラス』『マクロス ダイナマイト7』『マクロス ゼロ』などについて、同社の関与のないまま類似名称の作品が制作・販売されているとして、バンダイビジュアルやビックウエストを相手取り、名称の使用差止めと賠償を求める訴訟を起こした。しかし、申し立ては却下された。
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