開催頻度および中央委員会、中全会との関係
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 20:44 UTC 版)
「中国共産党全国代表大会」の記事における「開催頻度および中央委員会、中全会との関係」の解説
中共党大会は5年に1回、1週間ほど開催される。規則上は、中央委員会あるいは省級党委員会の3分の1以上の要求があれば5年よりも早く開催され、また、非常事態を除いては延期は禁止されている。ただし毛沢東の死後から現在(2012年)までは、5年毎に定期的に行われている。 中央委員会(略称「中共中央」、「党中央」)の委員と候補委員は、中共党大会で選挙される。委員や候補委員になるには5年以上の党歴が必要である。委員に欠員が出ると、候補委員から得票の多い順に補填される。委員に立候補するためには、党組織の推薦が必要である。推薦された者が多い場合には、予備選挙を行うこともある。 中共党大会と中共党大会の間の5年間は、中央委員会(さらにその一部の中央政治局、さらにその一部である常務委員会)が権限を持つ。中央委員会は、中共党大会と同じ番号で呼ばれる。例えば中国共産党第十七次全国代表大会(十七大)で選ばれた中央委員会は、第十七届中央委員会と呼ばれる。毎年最低1度、中央委員会全体会議(中全会)が開催される。中全会の番号は、中共党大会直後を第一次として数える。例えば十七大直後に開かれた中全会は第十七届中央委員会第一次全体会議(一中全会)と呼ばれる。(なお日本では「次」「届」を「回」「期」などと訳すこともある。例えば「中共第十七回全体会議」「中共第十七期一中全会」など。)
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