開会式リハーサル映像流出問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 14:28 UTC 版)
「2008年北京オリンピックの開会式」の記事における「開会式リハーサル映像流出問題」の解説
開催まであと10日となった2008年7月29日、韓国のSBSテレビが北京五輪のメイン会場である北京国家体育場で実施された開会式のリハーサルの模様を特ダネとして放映、国家体育場前にいたキャスターが聖火台への点火場面を説明するなどし、本来は10人程度しか知らない聖火台の形まで漏れることとなった。この映像は、7月30日にはYouTubeにもアップロードされ、最高機密でもある開会式の様子を放映したことから、一部の中国サイトでは韓国が強烈に非難された。 SBSテレビは、7月31日に組織委に正式に謝罪するとともにウェブサイトに掲載した関連映像も削除したと弁明した。 この一連の映像漏洩により、北京オリンピックの放送を主管する北京オリンピック放送有限公司(BOB)は8月6日、SBSに対する制裁として開会式中はスタジアム内への自社テレビカメラ持ち込みを禁止する措置を取った。
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