鍛冶屋敷地区
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 15:28 UTC 版)
詳細は「鍛冶屋敷遺跡」を参照 鍛冶屋敷地区(かじやしきちく、鍛冶屋敷遺跡の一部)は、甲賀市信楽町黄瀬にある遺跡(北緯34度55分23.17秒 東経136度5分2.25秒 / 北緯34.9231028度 東経136.0839583度 / 34.9231028; 136.0839583 (鍛冶屋敷地区))。内裏野地区と新宮神社地区の間に位置する。遺構は大規模な鋳造所跡を主とし、2001-2002年(平成13-14年)の調査で検出されている。 鋳造工房は3段階で整備され、まず大型掘立柱建物が建てられ、次に中型銅製品の鋳造施設(送風施設・溶解炉・鋳込み遺構)が、最後に台座銅製品・梵鐘の鋳造施設が設けられている。特に梵鐘は大型で、直径約1.7メートルを測ったとされる。内裏野地区の北東方に位置することから、内裏野地区の寺院建立と関連する遺跡になる。 遺跡域は2010年(平成22年)に国の史跡に追加指定されている。現在、遺構は地下保存される。
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