鍛冶屋原駅とは? わかりやすく解説

鍛冶屋原駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 16:24 UTC 版)

鍛冶屋原駅
鍛冶屋原駅跡の記念碑(2009年5月)
かじやばら
Kajiyabara
神宅 (1.9 km)
所在地 徳島県板野郡上板町七条字西栗ノ木
所属事業者 日本国有鉄道
所属路線 鍛冶屋原線
キロ程 6.9 km(板野起点)
電報略号 カチ
駅構造 地上駅
開業年月日 1923年大正12年)2月15日開業
1947年(昭和22年)7月15日再開*
廃止年月日 1972年昭和47年)1月16日
*1943年(昭和18年)11月1日に一時休止
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上板町立歴史民俗資料館にある駅名標(2009年5月)

鍛冶屋原駅(かじやばらえき)は、かつて徳島県板野郡上板町七条字西栗ノ木に存在した日本国有鉄道(国鉄)鍛冶屋原線廃駅)である。電報略号は、カチ。

歴史

廃止時の駅構造

小規模な機関車駐泊所を備えた駅であった。 利用客は少なかったが待合室には1971年10月の時点でもキヨスクが存在した[7]

廃止後の駅周辺

※現在の状況を示す。

現況

徳島バス鍛冶屋原バス停(2020年8月)
  • 鉄道廃止後は代替路線を担当した国鉄バス(後のJR四国バス)のバスターミナルと営業所が設置されたが、1996年平成8年)にバスも廃止され、長年高速バス営業所のみが残されていたがそれも廃止された(徳島バスがほぼ当路線に沿って路線バスを運行している)。
  • 駅本屋があった辺りは駐在所になっている。
  • 当駅跡の一角(阿波銀行とITセンターの狭間)には、記念の碑が建てられている。
  • 駅跡碑に道路を挟んで、徳島バスのバス停標識が相対する。すなわち、徳島駅行き標識のみが立てられていて、標識の時刻表には鍛冶屋原車庫利用者は道向かいの安全な場所で待つように案内されている。
  • 当駅で使用されていた駅名標が、旧駅跡より北方約1.5kmの上板町立歴史民俗資料館に保存展示されている。ただし、老朽化が進み、状態はよくない。

隣の駅

日本国有鉄道
鍛冶屋原線
神宅駅 - 鍛冶屋原駅

脚注

  1. ^ 地方鉄道運輸開始 官報第3165号(1923年2月20日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  2. ^ 鉄道省告示第271号 官報第1944号(1933年6月26日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  3. ^ 鉄道省告示第299号 官報第5021号(1943年10月6日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  4. ^ 運輸省告示第198号 官報第6148号(1947年7月14日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
  5. ^ 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』JTB、1998年、652頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  6. ^ 別紙2 高徳線の歴史”. JR四国. 2024年8月3日閲覧。
  7. ^ 「終着駅の町 鍛冶屋原線」『中國新聞』昭和46年10月1日 5面

関連項目





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