さびばななかまど (錆葉七竈)
●わが国の本州、関東地方から中部地方に分布しています。「ななかまど」の変種です。山地から亜高山帯に生え、高さは6~10メートルになります。若木の樹皮は淡褐色で楕円形の皮目があり、成木になると暗灰色で浅く裂けます。葉は奇数羽状複葉で、小葉は4~7対あり披針形から長楕円形、先端は鋭く尖ります。葉の裏面に赤褐色の軟毛が密生し、錆色になります。5月から7月ごろ、枝先に複散房花序をだし白色の花を咲かせます。果実はナシ状果で、秋に赤く熟します。
●バラ科ナナカマド属の落葉高木で、学名は Sorbus commixta var. rufo-ferruginea。英名はありません。
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