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鈴木俊夫 (政治家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/19 08:32 UTC 版)

鈴木 俊夫
すずき としお
生年月日 (1950-08-11) 1950年8月11日(73歳)
出生地 日本 秋田県湯沢市
出身校 岩手大学農学部農学別科畜産専攻科卒業
所属政党日本共産党→)
無所属
称号 農学士
旭日小綬章

当選回数 2回
在任期間 2005年4月 - 2009年4月16日
2017年4月17日 - 2021年4月16日

湯沢市長(旧)
当選回数 1回
在任期間 2002年 - 2005年

選挙区 旧湯沢市選挙区
当選回数 2回
在任期間 1991年 - 1999年

湯沢市議会議員(旧)
当選回数 2回
在任期間 1983年 - 1991年
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鈴木 俊夫(すずき としお、1950年昭和25年)8月11日[1] - )は、日本政治家。元秋田県湯沢市長(3期)。

経歴

秋田県湯沢市出身[1]秋田県立湯沢高等学校(2学年先輩に菅義偉がいる)[2]岩手大学農学部農学別科畜産専攻科を卒業[1]。大学在学中に日本共産党へ入党し[1]1983年(昭和58年)から湯沢市議会議員、1991年(平成3年)から秋田県議会議員をそれぞれ2期務める[1]1999年落選[1])。その後、2001年(平成13年)の第19回参議院議員通常選挙(落選)をへて[1]、翌2002年に行われた旧湯沢市長選に出馬表明する。

「開かれた市政をつくるみんなの会」を支持母体として、黒塗り公用車の廃止や市長報酬3割カット、市長交際費半減などを公約に掲げ選挙戦を展開。3期目を目指していた現職の二坂信邦(自民党公明党推薦)に2,000票差をつけ初当選を果たし、秋田県初の共産党員市長となる。当初現職が盤石と見られていただけに、鈴木の当選について、地元メディアである秋田魁新報も「まさかの大どんでん返し」と報じた。

湯沢市、雄勝町稲川町皆瀬村の4市町村合併に伴う新湯沢市長選(2005年4月17日投開票)に立候補し、新人3人を破り初当選。2009年の市長選に再選を目指し立候補するも、新人の齊藤光喜(元・暫定市議)に敗れる。2013年、市長選に立候補するにあたって共産党を離党した[3]が、齊藤に再び敗れている。

2017年4月9日投開票の市長選に改めて出馬し、現職の齊藤が引退したことで、保守系新人が3名出馬する状態となり、4名での争いとなったが、選挙戦を制し、8年ぶりに市長に復帰することになった。

2020年12月、翌年4月に行われる市長選挙へ立候補せず退任する意向を示した[4]

2023年11月3日、秋の叙勲旭日小綬章を受章[5]

脚注

  1. ^ a b c d e f g 『新訂 現代政治家人物事典』285頁。
  2. ^ 自民総裁候補に菅義偉氏 秋田・湯沢出身、「おらほの首相」古里期待”. 河北新報 (2020年9月1日). 2020年9月2日閲覧。
  3. ^ 7市長選あす告示 - 2013年3月30日 読売新聞
  4. ^ “湯沢・鈴木市長、来春選挙に出馬せず”. 秋田魁新報. (2020年12月3日). https://www.sakigake.jp/news/article/20201203AK0033/ 2021年4月4日閲覧。 
  5. ^ 『官報』号外232号、令和5年11月6日

参考文献

  • 『新訂 現代政治家人物事典:中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ株式会社、2005年。
  • 松本善明『平和の鉱脈と日本共産党 国会議員33年 そこから見えてきたもの』株式会社新日本出版社、2005年。

関連項目

公職
先代
齊藤光喜
秋田県湯沢市長(新)
2017年 - 2021年
次代
佐藤一夫
先代
新設
秋田県湯沢市長(新)
2005年 -2009年
次代
齊藤光喜
先代
二坂信邦
秋田県湯沢市長(旧)
2002年 -2005年
次代
廃止



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