金融純粋持ち株会社解禁(きんゆうじゅんすいもちかぶかいしゃかいきん)
自分の傘下に複数の企業を置く。グループ全体の株式を保有し、中核企業として全体を支配・統括する。いわば「ブレーン」として経営に徹するのが持ち株会社だ。このため、自分では事業活動は行わない。独占禁止法改正により、日本でも純粋持ち株会社が解禁された。
金融機関の株式を持つ持ち株会社を、特に金融持ち株会社という。2000年10月からは、金融持ち株会社の傘下に銀行、証券、保険会社が入ることが可能になった。
2000年9月、第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行が統合して金融持ち株会社「みずほホールディングス」が設立された。2001年4月には、東京三菱、三菱信託、日本信託の「三菱東京フィナンシャル・グループ」、三和銀行、東海銀行、東洋信託銀行の「UFJグループ」がそれぞれ設立される見込みだ。
(2000.08.13更新)
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