量子スリップストリームドライブ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/29 00:08 UTC 版)
「U.S.S.ヴォイジャー」の記事における「量子スリップストリームドライブ」の解説
第94話「裏切られたメッセージ」において、トランスワープ技術のひとつである「量子スリップストリームドライブ(Quantum slipstream drive)」の技術を入手する。この技術はワープコアのパワーをワープナセルではなくデフレクター盤(指向性重力子ビームで船の前方を一掃し、クリアな航路を確保する装置)に直結し、そのデフレクター盤を使って艦の前方に指向性の亜空間の激流を作り出し、それに押し流される形で光速の数十万~数百万倍の速度を出す技術である。なおワープコアは量子スリップストリーム用にベナマイトクリスタルを使用した改造が必要であるようである。ただし船体構造上の問題か安定した運用は不可能であり、第100話「過去を救いに来た男」では、可能性の未来において量子スリップストリームに失敗し、ベータ宇宙域のタカラ星域にあるとあるLクラス惑星に墜落し全滅してしまった。『スタートレック:ディスカバリー』のシーズン3-1話でも言及されており32世紀においては、ベナマイトクリスタルがあれば量子スリップストリームが利用できるという台詞があるものの、ダイリチウム同様手軽に入手はできないようである。
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