野球タイ王国代表とは? わかりやすく解説

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野球タイ王国代表

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/20 17:48 UTC 版)

野球タイ王国代表
国または地域 タイ
協会 タイアマチュア野球連盟
監督 上野正忠
WBSCランキング 79位(2023年3月28日)
オリンピック
出場回数 0回
ワールド・ベースボール・クラシック (WBC)
出場回数 0回
WBSCプレミア12
出場回数 0回
ワールドカップ
出場回数 1回 (初出場は2007年)
最高成績 グループステージ敗退 (2007年)
インターコンチネンタルカップ
出場回数 1回 (初出場は2010年)
最高成績 9位 (2010年)
アジア競技大会野球競技
出場回数 6回 (初出場は1994年)
最高成績 5位 (1994年・2006年2010年2014年)
アジア野球選手権大会
出場回数 6回 (初出場は1995年)
最高成績 5位 (1997年2007年)

野球タイ王国代表(Baseball Thailand National Team)は、タイ王国における野球ナショナルチームである。

概説

2006年のアジアン・ベースボール・カップで2位につけ、北京五輪野球アジア予選ともなる第24回アジア野球選手権大会の一次リーグに進出。

2006年アジア競技大会では日本などの強豪国に力負けするものの、フィリピンを下し、5位になるなど確実に力をつけている。

2007年7月には、評論家の江本孟紀を総監督に迎えた。江本は現地に赴いて指導をするスタイルでの指揮は執らず、日本とタイとのパイプ役となり、タイの野球強化に向けて活動している。監督には元南海寺岡孝、ピッチングコーチには元阪神渡辺博敏と元横浜河原隆一が、また、トレーナーには横浜で杉田接骨院を経営する杉田一寿が就任するなど、日本式でのチーム強化が進められている。

同年11月には、台湾で行われたIBAFワールドカップに中国の代わりに出場したが、予選リーグで敗退した。

同年のアジア野球選手権では、予選リーグ突破の有力候補に挙げられた。予選リーグ香港戦では、IBAFが承認していないバットを使ったとして、「イリーガルバット」でアウトになるシーンがあったが、試合は8 - 4で勝利した。パキスタン戦で敗退、フィリピンに引き分けで予選リーグ突破はならなかった。

2007年東南アジア競技大会では、決勝でフィリピンに勝ち優勝。金メダルを獲得した。

2009年のアジアン・ベースボール・カップでは初戦でスリランカに敗れるなど5位に終わった。

2012年第3回WBCの予選に参加した。母親の国籍から元メジャーリーガーのジョニー・デイモンも代表に参加した。結果はフィリピンとニュージーランドに2連敗して予選敗退した。

近年急浮上し、東南アジアの中でも新興国の部類に入る。フィリピンに匹敵するほどの力をつけているが、全体的にレベルが上がっているとは単純には言い難い部分もある[独自研究?]。チームのスタイルは日本人監督の影響もあり日本の高校野球に近い。代表メンバー国内のアマリーグで仕事の傍らプレーする社会人と大学生が中心。日本に野球留学する選手も一部にはいる。

国際大会

開催地 順位
1 2006 不参加
2 2009 不参加
3 2013 予選敗退
4 2017 不参加
5 2023 不参加
6 2026
開催地 順位
26 1992 バルセロナ 予選敗退
27 1996 アトランタ 予選敗退
28 2000 シドニー 予選敗退
29 2004 アテネ 予選敗退
30 2008 北京 予選敗退
33 2021 東京 予選敗退
開催地 順位
1 2015 参加資格無し
2 2019 参加資格無し
3 2024 参加資格無し

歴代監督

歴代代表選手

  • 白倉キッサダー:投手
  • スティキアット・ブンナム:内野手
  • スパラッ・ティーパカコーンノ:外野手
  • 良藤有泰:外野手

脚注

関連項目

外部リンク




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