重水希釈法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 05:50 UTC 版)
水に塩を入れると粒子が広がり塩水となる。同じ量の塩をより多くの水に入れると塩の濃度は薄くなる。このとき塩の量と濃度が分かれば水の量が算出できる。このような原理を利用して人が重水(D2O)を飲み、尿から出る重水の濃度を調べて体水分量を算出できる方法を重水希釈法という。イタリアのSartorio教授は2005年、18~66歳の高度肥満女性群と正常女性群の75名に対して体水分量と細胞外水分量を重水希釈法と臭化ナトリウム希釈法で測定して、InBodyで測定した500kHz、5kHzのインピーダンスから作ったインピーダンス指数と比較して高い相関があることを示した。
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