重心高さ
タイヤ接地面からクルマ全体の重心までの高さをいう。そのほか、ばね上およびばね下に限定した重心までの高さを、おのおの、ばね上重心高さ、ばね下重心高さという。積載状態によって重心高さは変化するため、通常、積載状態を付記する。重心高さは、ローリングやピッチングを起こすモーメントや、クルマの左右、前後方向への荷重移動の支配要因であり、操縦安定性のポテンシャルに関する基本的な車両諸元である。計測は、クルマを載せた傾斜台を傾けて、傾斜角を維持するのに要する力の変化から求める方法や、前輪を吊り下げ、後輸の荷重変化から求める方法で行う。
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