重量軽減孔
自動車の重量軽減のために、部材、部品に孔を開ける手法が用いられるが、その孔のことをいう。主として車体(ボディ)の内板や補強材、フレームの部材、エンジンなどの鋳・鍛造部品に重量軽減孔を設け、車両重量を少しでも軽くする努力が払われている。軽減孔の大きさ、位置については、強度、剛性、振動騒音、さらに油や水などの漏洩についても十分な検討、確認をしたのちに決定している。また、単に重量軽減の目的にとどまらず、作業性も考慮した配置や、ハーネスなどの通し孔などを巧みに兼ね備えた内容のものもある。
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