遺族の評価
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:26 UTC 版)
「風立ちぬ (2013年の映画)」の記事における「遺族の評価」の解説
堀越二郎の長男は、映画版を観た感想として、実際には本庄より二郎は年下なので「さん付け」で呼んでいたはず、といった史実と異なる点が気になったものの、関東大震災のシーンあたりから引き込まれ、別れのシーンでは涙が止まらなかったと高く評価している。主人公については「いちずさ、気性、生きざまが美しく、その子供としてすごくうれしかった」と語っている。さらに「父は必ずしも零戦は好きではなかった」と指摘し「宮崎監督がすごいのは『九試』完成までで、零戦を描いていないこと」だと評している。なお、「零戦は好きではなかった」という理由について、堀越の長男は、設計時の要求水準の高さ、テストパイロットの殉職、神風特別攻撃隊での使用など、二郎にとって零式艦上戦闘機には、辛い思い出が多かったことを挙げている。
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