遺伝子検出法(分子生物学的診断法)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:05 UTC 版)
「ヨーネ病」の記事における「遺伝子検出法(分子生物学的診断法)」の解説
PCR診断法 ヨーネ菌が有する特異的な遺伝子配列の存在を増幅して検出する方法である。用いる試薬やプライマーはヨーネ病検査マニュアル(PDF)に従うこと。 特異性や感度が最も高い検出法であるが、陽性結果で生菌と死菌の区別をすることはできない。 二本鎖DNAが増殖すると蛍光を発するサイバーグリーンという色素を反応系に加えてDNAの量を定量的に測定する定量PCR法が主流である。 リアルタイムPCR法は定量PCRの一種であるが、ほぼ同じ意味で使われることもある。定量PCRでは電気泳動法により観察できる目的のDNAのバンドを直接測定することもできる。我が国をはじめ国際的に用いられているPCRのターゲットはIS900と呼ばれる部位だが、F57を用いても同等の増幅がみられるという。
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