適用される症状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 13:46 UTC 版)
適用される状態は、熱中症や外傷によるショック状態・溺れて人工呼吸などにより息を吹き返した後などである。また狭心症などなんらかの発作を起こし必要な薬を与えられて様態は安定するも心身ともに疲れきっている場合などにも同じような体勢で休ませることがある。 熱中症では体温を下げるために着衣を緩め風通しを良くして濡れタオルなどを宛がった状態で、外傷では止血して出血が収まった後にこの姿勢をとらせる。各々の応急処置の詳細内容は、それぞれの項を参照してほしい。 泥酔状態(急性アルコール中毒)でも突発的に嘔吐することがあるため、酔って寝込んでしまった場合にも望ましい姿勢である。一旦、この姿勢で休ませた後、意識や気力が回復して自力で移動できるか救急車など病院への輸送手段が到着するのを待つなどする。
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