運転免許証方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 22:05 UTC 版)
運転免許証方式は、松村エンジニアリングが開発、販売しているもので、運転免許証の誕生日項目を読み取って、購入者の満年齢を判定する成人識別装置である。酒や成人向け雑誌などの自動販売機にも設置されており、この識別装置を取り付けた「たばこ自動販売機」が全国で650台以上稼働している。 この運転免許証方式は、赤外線・可視光線・紫外線を使って、運転免許証を真贋鑑別しており、誕生日の上に別の紙を張り付けて、その上から書き込んで偽造しても、偽物と見破ることができる。さらに、パンチで穴の開いた有効期限切れの免許証は使えないようになっている。また鑑別のために、自動販売機の内部に飲み込まれるプロセスも無く、外に露出している鑑別装置に、自力で抜き差し可能であるため、免許証が自動販売機の内部に飲み込まれたまま、取り出せないというトラブルも全く無い。taspoとの最大の違いとして、識別時に個人情報の記録・保存を行わない点である。 なお、松村エンジニアリングはたばこ自動販売機を製造していないため、この識別装置を搭載したたばこ自動販売機は、全て他社の自動販売機を改造したタイプであり、自動販売機メーカーによる動作保証の対象外である。
※この「運転免許証方式」の解説は、「taspo」の解説の一部です。
「運転免許証方式」を含む「taspo」の記事については、「taspo」の概要を参照ください。
- 運転免許証方式のページへのリンク