運賃収受の方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 18:30 UTC 版)
運賃の収受はもともと車掌が行っていた。運賃箱はワンマン運転を行う路線バスや旅客列車、車掌が乗務して車内精算を行う一部の旅客列車において、乗車券を持っていない旅客から直接現金で運賃を収受するための装置である。きっぷや運賃の投入は一般に旅客自身が行い、乗務員が手で受け取ることは着服(横領)防止の観点から原則として禁止されている(「手受け」の記事を参照)。 なお、路線バスの運賃収受の方式には、このほかヨーロッパの都市公共交通などで採用されている信用乗車方式やブラジルのクリチバ市の路線バスなどで採用されている車外収受方式もある。ヨーロッパのバス事業では信用乗車方式が採用されていてもバス車内での一回券の現金扱いについては認めている場合もあるが運転手が手動で精算することが多い。
※この「運賃収受の方式」の解説は、「運賃箱」の解説の一部です。
「運賃収受の方式」を含む「運賃箱」の記事については、「運賃箱」の概要を参照ください。
- 運賃収受の方式のページへのリンク