運営会社の破産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 09:10 UTC 版)
「パトリア (七尾市)」の記事における「運営会社の破産」の解説
カジマートが出店したものの、七尾市を含む能登地方の人口減少や能登有料道路の無料化に伴い競合店との競争が激化したことにより、来客数の減少に歯止めがかからなかった。また、ユニー撤退によって賃料収入が減少し、七尾都市開発の債務返済が滞ってきた。 2019年(平成31年)になると、金融機関の追加融資も困難となり、七尾市も債務への公費投入を明確に否定した。このような状況を受けて負債約18億円の返済の見込みがまったくなくなったことから、2月15日の取締役会で破産手続申請を決定し承認した。 同社の従業員は同日付で解雇、同年2月26日に金沢地方裁判所七尾支部へ破産を申請、3月3日に営業を終了すると発表した。 しかし、退去期限が3月15日に設定されたことにより各テナントから「急すぎる」と反発、これを受け営業終了日をゴールデンウィーク最終日の5月6日に延期することになった。
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