運動毛(うんどうもう、英: kinocilium)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)
「魚類用語」の記事における「運動毛(うんどうもう、英: kinocilium)」の解説
有毛細胞にある1本の毛。絨毛構造を示し、運動方向と神経の興奮とに一定の関係があることが明らかになっている。運動毛の周期的運動により膜電位も同様に周期的に変化し、マイクロフォン電位を発生する。2個の細胞が同一繊維により支配されることからマイクロフォン電位は刺激の半分の周期を持つことになり、2倍の周波数を持つ神経電位を生ずることがある。
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